下呂温泉(岐阜県下呂市)

岐阜県にある下呂温泉は、有馬温泉、草津温泉とともに「日本三名泉」と称されている有名な温泉です。

泉質はアルカリ性単純温泉、無色透明でほのかな香り、とてもまろやかなお湯です。

お肌を絹のようにスベスベにしてくれます。

下呂の温泉の効用は医学的にも注目されていて、温泉を利用したリハビリ施設や温泉医学研究所も設けられています。

では、どんな見所があるか散策してみましょう。

下呂温泉合掌村



温泉街の東側、弘法山のなだらかな丘陵地に世界遺産となった飛騨白川郷の合掌家屋を移築し、現在は10棟ほどの合掌集落になっています。

ここでは、飛騨の文化や工芸、ふだんのくらしを見ることができ、民俗資料館になっている旧岩崎家には、農具や生活用品が展示されています。


温泉寺



下呂温泉は昔、今の場所とは違った東の方湯ケ峰の山頂近くに沸いていました。

温泉は病を治し、地元の人々はもとより、遠方の人々にも親しまれていました。ところが文久2年(1265年)温泉の湧出が突然止まってしまい、みんな大変嘆きました。

その翌年のこと。毎日益田川の河原に舞い降りる1羽の不思議な白鷺に村人が気づきました。白鷺がいたその場所に行ってみると、温泉が沸いているではありませんか。

白鷺は、村人にそれを教えると空高く舞い上がり、中根山の中腹の松にとまりました。
その松の下に行ってみると、光輝く薬師如来が鎮座していたそうです。

白鷺は薬師如来の化身で、村人に再び温泉を授けたと伝えられています。
温泉寺はこの薬師如来がまつられています。


下呂温泉博物館



温泉博物館は、温泉街にあります。周りには足湯や、お寺、ギャラリー、みやげ物やなどもあります。博物館からは、合掌村、出湯や朝市なども歩いていける距離です。

館内では、温泉の湧き出すしくみや、泉質、効能などを紹介しています。

また、歴史から見た温泉、 温泉の発見伝説、江戸末期から明治の温泉番付など珍しい資料を紹介しています。


ガン封じ寺金錫山地蔵寺



「延命地蔵願王菩薩」をご本尊として御祀りする「地蔵さま」のお寺です。
御本尊の「地蔵さま」はお腹の中に純金の杖(錫枝)を持った五尺大の地蔵さまを身ごもっていて、特に「胎内の御守護」内臓の病「がん」を治す地蔵さまと広く信仰を集めています。

下呂温泉のオススメの宿を紹介します。

小川屋さん

昼食日帰りプラン


野菜たっぷりメニュー



ヘルシー&ビューティーをコンセプトに、調理長自慢の創作メニューを揃えてあるそうです。

マクロビオティック



人間の生命力を最大限に引き出し、体質改善などの効果を促す料理です。地場野菜をたっぷり使った「季咲亭」完全オリジナルメニューだそうです。
(「マクロビオティック」という言葉はギリシャ語に由来していて、「マクロ」は「大きい」、「ビオス」は「生命」を意味しています。「マクロビオス」は、ソクラテス以前の哲学者や医学者が使った言葉で「自然に即した命のあり方」といった意味です。)

お腹満腹創作メニュー



もちろん温泉宿泊、こちらも大丈夫。

小川屋さんの客室は特別室を含めて94室。客室からは、飛騨川の清流・緑豊かな山々や下呂温泉の街並みを眺望することができ、一日の旅の疲れをやさしくいやしてくれます。

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posted by 温泉美人 at 15:58 | Comment(1) | TrackBack(0) | 東海 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは、温泉美人さん。

雪が溶け、いよいよ温泉旅行のシーズンですね。今の時期の秋田は道路に雪がなく(一部は除雪されてなく行けませんが)、難なく山奥の温泉へ行けます。そして、雪を見ながら露天風呂が楽しめますよ。

下呂温泉、懐かしいですね。
学生の頃、一度行ったことがあります。
ほんとココの温泉は、お肌がスベスベになりますね。いい温泉です。
Posted by マッドハカセ at 2008年03月31日 21:39
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