私は9回登ったことがあります。
もちろん夏山にです。
9回のうち6回は、静岡県側の富士宮口から、残りの3回は山梨県側の吉田口から上りました。
登山客が集中する夏は、渋滞の緩和と環境保全のためにマイカー規制をしています。
普通は五合目まで車で行くことができるのですが、マイカー規制期間はずっと下にある駐車場に車を止め、シャトルバスかタクシーに乗り換えて五合目の登山口に行きます。
下の駐車場も混雑していて、せっかく登山に来たのに長時間の駐車待ちで疲れてしまう人もいるようです。
山梨県側のマイカー規制の期間は、8月6日から17日までの12日間。
期間内0時から24時まで。
静岡県側の富士宮口は、3回に分け
7月16日(金)午後5時〜7月19日(月・祝)午後5時まで。
8月06日(金)午 後5時〜8月15日(日)午後5時まで。
8月20日(金)午後5時〜8月22日(日)午後5時まで。
須走口
8月06日 (金) 午前0時 〜 8月 08日 (日曜日) 正午 まで。
8月13日 (金) 午前0時 〜 8月 15日 (日曜日) 正午まで。
御殿場口は規制が無いようです。
土日、祝日まだ高速代金が1000円ですが、私はこの期間に行くならマイカーはオススメしません。
住んでいる地域が富士山の地元でないのなら、富士山登山バスツアーが楽です。
バスに乗れば、登山口まで直接運んでもらえるんですから。
今は、東北、北陸、関東、九州や四国からなど、日本全国から出発する富士山登山ツアーがあります。
ツアーに行くなら、天候が安定している7月中旬から8月中旬。お盆を過ぎると風が強くなり、頂上では、実際の温度は5〜8度くらいなのに体感温度は零下ということもあります。
暖かい地方から来た人なら、本当に真冬の温度です。
一番人気のある登山口は、山梨県側の吉田口です。山小屋が多くて初心者でも安心して登ことができます。
富士宮口から上ると、駿河湾を一望することができるので、こちら側も素晴らしい景色を楽しむことができます。
登り始めた時天気があまり良くなくて、途中霧の中を過ぎ太陽がが顔を出したら眼下に雲海があった、霧だと思ったのは実は雲の中だったという体験もできるかもしれません。
富士登山で、一番みたいものは?
この答えで一番多いのが「ご来光」です。
朝の寒さの中、東の空から上る太陽を見ると、生きている時間と太陽のありがたみを感じます。
そして、お鉢めぐりも。
お鉢めぐりとは、山頂の火口の周り約3キロを一周すること。ゆっくり歩いて2時間くらい。3776メートルの日本一高い場所も体験できます。
富士登山、今は簡単に登れるようになりましたが、やはり体力が無いと途中で引き返すことにもなりかねません。登山するなら普段からウォーキングなどで体力をつけておくこと。
そして、登山前に体力を消耗しないためにも、やっぱり富士山登山バスツアーがオススメです。
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