うちの母のいとこに当たるおばさんは、片方の耳が極端によくありません。
我が家の近くに内科医院があって、定期的にそこに通院しているのですが、ときどき家によって母とおしゃべりをしていきます。
おばさんが来ているときには、母の声がいつもより大きくなるので、あっ!おばさんが来ているんだなと気がつきます。
以前病院帰りにバスに乗り遅れたおばさんを、家まで送っていったことがありました。おばさんの家に行くのは初めてで、道順を訪ねる私の言葉が片方の耳ではあまり聞き取れないようで、道案内してもらうのに苦労しました。
そのおばさんが、お盆のころ我が家によって母と普通に話しています。
おばさんは、悪いほうの耳に補聴器を付けていました。
人と話していて、声を聞き取りにくいというのは周りもイライラする時もありますが、本人はもっとイライラするようです。
時には相手に気を使って、わかったふりをして話を続け、頓珍漢な事を言ってしまうこともあったようです。
でも補聴器を付けることで、こんなに違いが出るとは思わなかったとも言っていました。
「もっと早く補聴器をつければよかった」
笑顔で言っていました。
耳が悪かったことでのストレス、きっと大きかったんでしょうね。
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