宮城県白石市から蔵王山麓に車を走らせ約15分、山すそが切れた辺りに鎌先温泉はあります。
名前は、約600年ほど前、草刈をしていた里人が鎌の先でこの温泉を見つけたことに由来しています。
温泉町といっても宿は4軒だけ。昔からの湯治場というイメージはなく、設備はよく整っています。この4軒の宿が細い坂道に沿って立ち並び、独特の雰囲気をかもしだしています。
温泉は、切り傷をはじめ骨折や打ち身、捻挫にもよく効きます。またヤケドのケロイドもきれいに治るといいます。ここの温泉のお湯は肌にしみず、肌をなめらかにすることから美肌の湯としても人気があります。
周辺情報
鎌先温泉から北に2キロほど行くと、こけしの名産地として知られる「弥治郎こけし村」があります。ここでは、伝統的な木地師の工房を見学することができます。
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