青森県の八甲田山麓にある温泉です。標高925メートル、トドマツとブナの林に囲まれて地に1件宿の酸ヶ湯温泉旅館があります。
この温泉は、1684年に鹿が傷を癒すのを見た猟師によって発見されたと伝えられ手いる湯治場です。有名な「千人風呂」は、総ヒバ造りの高い天井と約80坪の大きな浴槽の混浴の風呂。(今は、女性専用時間も設けられています)
「千人風呂」には「熱の湯」「四分六分の湯」という2つの浴槽と、「湯滝」という打たせ湯「冷の湯」というかぶり湯があります。「千人風呂」とは別に、男女別の小浴場「玉の湯」もあります。
温泉は、やや緑がかった白濁の硫黄泉、万病に効果があるといわれているこの湯は肌に軽い刺激を感じるほどの強い酸性です。
定法の入浴法は、まず「熱の湯」に5分、次に「四分六分の湯」湯に3分、そして「冷の湯」を頭からかぶり、「湯滝」に3分ほど当たります。その後もう一度「熱の湯」に3分入って上がるというものです。これを1日に3〜4回程度繰り返すのだそうです。
慢性便秘症の人は、「四分六分の湯」湯を、朝夕2回、杯に2杯程度をゆっくり飲むと効果があるそうです。リューマチや神経痛の人は、湯の中で患部を静かにマッサージすると効果が倍になるということです。
酸ヶ湯温泉旅館
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