安曇野から北に向かって走れば、木崎湖、青木湖など湖と紅葉を楽しめる場所がたくさんあります。その先に進めば白馬や栂池。さらに秋を満喫できる観光スポットが。
秋の紅葉とともに、安曇野の美術館も楽しんでみませんか。
安曇野
安曇野は、北アルプスの裾に広がる田園地帯。山国にありながら坂道があまりない平地が東西に30数キロ広がっています。春夏秋冬、四季を通じて旅人を飽きさせない土地です。
ここを訪れる観光客は年間300万人を超えます。春の桜、初夏のツツジとあやめ、などの花も有名ですが、高瀬川を初めとする河川や水路をを利用したわさび栽培、ラフティングなど夏の観光もとても人気があります。
安曇野アートライン
安曇野の北側には数多くの美術館が点在していますが、意外とこのことは知られていませんでした。わずか50キロ県内にさまざまな美術館が20館、南北に帯のように並んでいます。この帯のことを、「安曇野アートライン」と呼びます。この「安曇野アートライン」に並ぶ各館が、趣向を凝らした企画を打ち出し、最近では安曇野観光の中でも注目される存在になってきています。
これらの美術館を見て回るには1日ではとても無理、そこでオススメの美術館を6つほどここで紹介したいと思います。
安曇野市豊科近代美術館
建物は、ヨーロッパの中世修道院の形をしています。近代彫刻の巨匠「高田博厚」の作品189点、森鴎外ゆかりの画家「宮芳平」の絵画2000点、安曇野出身の作家「小林邦」のデッサン、スケッチなど170点を収蔵しています。
入場料は大人500円。
問い合わせ 電話 0263−73−5638
田淵行男記念館
自然、山、蝶を愛した山岳写真家「田淵行男」の写真作品を展示しています。山の自然を題材にした作品ばかりでなく、カラー写真の撮れなかった時代、絵の具で書いた蝶の細密画や愛用の品々も展示されています。
入場料は大人300円
問い合わせ 電話 0263−72−9964
碌山美術館
彫刻家ロダンに学び、日本の近代彫刻の先端を担った「碌山」の見るものを圧倒する彫刻が展示されています。また、友人だった「高村光太郎」「戸張弧雁」の作品も、館内だけでなく庭にも展示。赤レンガにつたが絡まった本館は、安曇野のシンボルにもなっています。
入場料は大人700円。
問い合わせ 電話 0263−82−2094
安曇野高橋節郎記念美術館
地元の安曇野穂高に生まれた「高橋節郎」の功績を紹介する美術館です。漆作品の大作をはじめ水墨画や書などをゆっくりと鑑賞できます。
入場料は大人400円。
問い合わせ 電話 0263−81−3030
安曇野ジャンセン美術館
ジャン・ジャンセンのコレクションを展示する、世界で唯一の美術館です。ジャンセンは、1950年代から70年代にかけてフランスやイタリヤで活躍した画家。バレリーナシリーズをはじめ仮面舞踏会、ベニスなどの作品を中心に650点を収蔵・展示しています。
入場料は大人850円
問い合わせ 電話 0263−83−6584
絵本美術館 森のおうち
世界の絵本に親しむことができます。1階はグッズのお店と小ホール、児童書をあつかう書店、ケーキのお店があります。2階は展示室、ライブラリーになっています。宮沢賢治の作品が特に多く取り上げられています。
入館料は大人700円
問い合わせ 電話 0263−83−5670
もし時間があれば安曇野ちひろ美術館もいいですよ。(これは、私の好みです)
紅葉の秋は、文化の秋、そして温泉に親しむ秋です。
安曇野観光のお泊りは⇒信州大町温泉

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