河口湖北岸と河口湖大橋南側の公園に、綾小路きみまろさんが寄贈した「黄金の七福神」があり、新しい観光スポットをみて回る「黄金の七福神」参りが生まれました。
河口湖大橋の南入口から順にその七福神を紹介します。
恵比寿神
恵比寿神は、河口湖大橋の南側、梨宮公園の中にあります。
七福神の中で唯一の日本の神様です。他の六神は外国からやってきた神様なんですね。
近くには山梨宝石博物館、河口湖ハーブ館、北原ミュージアムがあります。
恵比寿様は、商売繁盛、五穀豊穣、大漁の神様としてよく知られている神様です。釣竿を一本肩にかけて、もう一方の手には鯛を抱えている姿からも分かるように、元々は漁師に信仰されていた神様です。
大黒天
河口湖大橋の北側、河口湖漕艇場横にあります。
インドから来た神様で、ヒンズー教の「シバ神」の夜の姿とも言われています。出世、財運商売繁盛、開運の神様です。大黒天を祭っておけば食べることには困らないと言われています。頭巾を被り大きな袋を背負って、右手に小槌を持っています。
毘沙門天
大黒天のあるところから道に沿って進むと河口湖美術館があります。毘沙門天は、河口湖美術館の横にあります。
インドの神様です。毘沙門天というのは、仏教の四天王の1人多聞天の別名です。家内安全、降魔厄徐の神様です。
弁財天
さらに西に進むと、河口湖UKAIオルゴールの森があります。そのすぐ横に弁才天が置かれています。
七福神の中で唯一の女性の神様です。やはりインドから来た神様で、川や湖、池などの水を神格化した神様で、学業成就、諸芸上達、財産運を運んできてくれる神様です。
布袋尊
弁才天からさらに西に行き、橋の手前を右に曲がった「あ・うん亭」の駐車場に置かれています。
七福神の中で、唯一実在した人物です。中国の明州にいた釈契此(しゃくかいし)という人で、いつも袋を背負っていたことから布袋という名前で呼ばれていました。
家庭円満、商売繁盛、福をもたらす神様です。
寿老人
先ほどの橋を渡ってすぐに円形ホールがあります。その円形ホールの横に置かれています。隣には、河口湖木の花美術館があります。
寿老人は、中国から来た道教の神様です。長い杖を手にし、横には鹿がいます。杖の先には幸福と長寿のシンボル桃の実が2個ついています。そして人の寿命の長さがかかれた巻物が結び付けられています。
延命長寿、徳や知恵を授けてくれる神様です。
福禄寿
寿老人から西側すぐの「あかり亭」横に福禄寿がいます。
福禄寿と寿老人は兄弟でとても似ています。どこが違うかと言えば、長い頭を持っていること。この頭に手でさわると、すばらしい人生の知恵を授けてくれると言われています。福禄寿も、中国の道教の神様で、幸福、封禄、長寿の3徳を司る神様です。
財運、長寿、知恵と出世をもたらしてくれる神様です。
河口湖を訪れた際には、ぜひこの「黄金の七福神」探してみて下さい。
河口湖温泉郷
河口湖の北岸にある新しい温泉地です。周辺には、富士急ハイランドや美術館、博物館などがいっぱい。雄大な富士山を眺められる温泉地です。
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