国内だけでなく、韓国、台湾、香港、中国などアジア各国から多くの観光客がやってきます。
この登別温泉、至るところで鬼に出会うことができます。その恐ろしい風貌(ユニークなと言い換えてもいい)で、観光客を歓迎してくれます。
こんな鬼に出会えます。
登別東インターチェンジ抜けると出迎えてくれる巨大な「歓迎赤鬼」は、高さ18メートル重さが18トンあり、その右手で登別温泉の方向を指差しています。また、洞爺湖に向かう道路沿いには青鬼の親子が手を取り合って観光客を歓迎。
温泉街のメインストリートは「極楽通り」、歩けば5分程度の長さですが緩やかな道には坂もあり、「鬼の金棒」が道路わきに立ててあったり、鬼を探しながら、店を眺めながら散策すると1時間以上は必要かも。
高さ50せんち程度の街のシンボルの鬼のモニュメントが街の3箇所に設置、さぎり湯の隣には湯かけ鬼像がある。この鬼像にたっぷりとお湯をかけると無病息災で健康に長生きできるようだ。
巨大な青鬼、赤鬼が並ぶ鬼祠では、この2体の鬼が金棒を手に観光客を歓迎してくれています。
登別温泉では、このように極楽通りで鬼めぐりができます。
でも、鬼が登別のシンボルになったのは、つい最近のことです。
登別には、エンマ大王が大勢の赤鬼、青鬼を引き連れて温泉街に現われるという「登別地獄まつり」という夏のまつりがあります。8月の最終の土日、2日間にわたって「鬼みこし暴れねりこみ」「エンマ大王からくり山車」「鬼踊り大群舞」などで温泉街が盛り上がります。
極楽通りにエンマ様が出てくるというのが面白いですね。
この祭りが始まった1964年頃から、鬼が登別温泉のシンボルになったようです。
登別温泉の観光名所
地獄谷
約1万年前に、笠山という山が噴火してできた火口跡で、直径450メートル、面積11ヘクタールの谷底にはいくつもの湧出口や噴気孔があります。白い噴煙が上がる様子は、まさに地獄を思わせる風景。ここから泉質の異なる湯が登別温泉に流れています。
紅葉の地獄谷は、その白い噴煙と紅葉のコントラストが何ともいえない美しさを作り出します。
大湯沼
地獄谷の北東にある周囲1キロメートルほどのひょうたんの形をした沼です。この沼の水は、地底から湧き出る139度の熱湯によって温められて、表面温度は40〜50度にもなります。地獄谷の遊歩道から約15分のところに展望台があります。
のぼりべつクマ牧場
登別温泉街のロープウェイで約7分の、山の山頂にあります。約130頭のヒグマが飼育されていて、世界でも珍しい「ヒグマ博物館」があります。また、アイヌの人たちの生活様式を再現した「ユーカラの里」が併設されています。
入場料 大人2520円 子供1260円
登別伊達時代村
江戸時代にタイムスリップしたかのような雰囲気を味わえる、登別伊達時代村。敷地面積は86000坪という広さにも驚きます。江戸時代の街並みを、時代考証に基づいて通日に再現し、当時の家が立ち並びます。また、多彩なアトラクションは、テーマパークならではのものです。
入場料 大人2900円 子供 1500円